だって、女なんだもん… 仕方ないじゃん!
― ピンポーン ―
玄関のチャイムがなる。


私は、緊張しながら玄関のドアを開けた。


そこには、いつものスーツ姿の淳也ではなく、カジュアルな姿の淳也がいた。
服の色合いが、より一層淳也を若く見せた。

「やぁ。突然、ゴメン。」
少し堅い表情の淳也。
彼もまた、緊張しているんだと感じた。


「どうぞ」
私は、淳也を中に招いた。


「中々、良い部屋だね」
部屋に入るなり、淳也が言う。


「ゴメンネ。散らかっていて…。適当に座って。今、飲み物を用意するから」


私は淳也に背を向け、キッチンへ行こうとした。

すると、淳也が私を後ろから抱き締めた。


行きなりの事で、私は心臓が止まるかと思うくらい、驚いた。


… 会いたかった …
淳也が、私を抱き締めながら囁いた。


… 私も …

そう言って、私は躰を反転させ淳也を抱き締めた。


そして、キスをした…


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