だって、女なんだもん… 仕方ないじゃん!
ある日、恵からの電話。


たまたま、その時淳也はシャワーを浴びていた。


電話を切ろうとも、思った。

淳也との、残りわずかな時間。
波風を立てたくなかった。


しかし私には、恵を無視する事は出来なかった。


「もしもし」
淳也に聞こえない様に、声を潜め電話に出る。


「き、きょ~こぉ…?」
恵は、泣いていた。

「ど、どーしたの?」

「あたし、あたし…。うぅっ、ヒッ、ヒック。」
恵は、嗚咽を漏らしながら、泣いていた。

「恵…、大丈夫?」

「うぅ…。」


恵は、泣いていて言葉にならない声を出した。


「恵っ。待ってて、今から行くからねっ!」

「うっ…。うぅん…」


電話を切り、バックに携帯をしまい出掛ける準備をした。



「電話。誰から?」

後ろから、淳也の声…

私は、青ざめた。



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