改定版・本気の恋
「なぁ。
あれないの?」


「あぁー。
さっき、買えば良かったね。
買ってこようか?」


「いいのか?」


男は、申し訳なさそうに夢羽を使っていた。


「うん。ちょっと待ってて。」


すぐに夢羽は、コンビニに向かった。


たぶん、わざと仕向けたのだろう。


そういう感じがする。


確たる証拠はないが、勘でそう思う。


それよりも、夢羽がいなくなったことにより、空気がかなり重くなった。


俺は、無言を通した。


会話したら、なんか弱味を握られそうだし、それに、余計なことを口走りそうだから。

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