改定版・本気の恋
「あぁ〜。
いてぇ。」


俺は、叩かれた頬を擦りながら、とりあえず、夢羽の方へ行った。


「遊んでるツケでしょ?」


「俺はだな。」


「本命が振り向いてくれないから?
そんなのいいわけよ。
あんたみたいな男に振り向くわけがないわよ。
女なら誰でもいい人に。」


夢羽は、呆れていた。


けど、マジなんだけどな。


てか、夢羽にこんな場面を最近よく見られてる気がする。


仕方ないけど。


女どもは、遊ばないって言っただけでビンタとかひどいよな。
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