だって好きなんだもん!(Melty Kiss バレンタインver.)
「何って別に?
親というもののありかたについての説明だよ」

パパは手をひらひらさせて答えている。

「今、とんでもないこと吹き込もうとしてましたよね?」

「とんでもないことって、何?
SM愛好家に関する知識?
あっているはずなんだけどなぁ。
いや、詳しいことは俺も経験者じゃないから知らないよ。だぁって痛いのとか全然興味が持てないんだよねー」

「……そういう意味でなく」

「え?疑ってマス?
そんなにアブノーマルに見えますか?」

はぁ、と。
お兄ちゃんが呆れたように髪をかきあげる。

「18禁って知ってます?」

「もちろん。
なんなんだろうね、あの括り。
そんじゃ、民法において16歳で結婚した女の子はどうすればいいのって話でしょ?」

「いや、それとは別物です」

「あれ、次期総長はご存じなかったですか?」

丁寧にお茶漬けを運んできた清水が口を開く。
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