だって好きなんだもん!(Melty Kiss バレンタインver.)
「何を?」
あまり聞きたくなさそうな顔でお兄ちゃんが清水を仰ぐ。
「私が初めて都さんから掛けられた言葉。
『ねぇ、おじさん。
マゾ?』……でしたよ。
あまりにも刺激的だったので、忘れられません」
お兄ちゃんが言葉を無くしていた。
「だって、パパが痛めつけられることが好きな人も居るって言うから、一応確認しておかないとと思って」
「思ってって。
……紫馬さん!どういう教育をしてるんですか」
「教育なんてしてませんよ?
面白い話をしてってせがまれた時に面白い話をしたことはありますけど」
いっただきます、と。
箸を片手にパパが片目を閉じた。
「面白いの意味が違うんですけど、それ」
「そうかな~。
面白いに二つも三つも意味なんてないよ」
肩の力の抜けた返事に、お兄ちゃんががくりと肩を落とす。
「でさ、都ちゃんの本命はどっち?」
ずるずると音を立ててお茶漬けを啜ってから、しつこくパパが聞く。
「なんでそんなに気にするの?」
「そりゃ、娘の愛する人はいつかパパの義理の息子になるかもしれないわけだから?
親としては気になりますよぉ」
そのふざけた口調の信憑度を図ることは不可能だ。
「秘密ですっ。黙秘権を行使します!」
ほぉんっと、何しに帰ってきたのかしら。
パパってば。
あまり聞きたくなさそうな顔でお兄ちゃんが清水を仰ぐ。
「私が初めて都さんから掛けられた言葉。
『ねぇ、おじさん。
マゾ?』……でしたよ。
あまりにも刺激的だったので、忘れられません」
お兄ちゃんが言葉を無くしていた。
「だって、パパが痛めつけられることが好きな人も居るって言うから、一応確認しておかないとと思って」
「思ってって。
……紫馬さん!どういう教育をしてるんですか」
「教育なんてしてませんよ?
面白い話をしてってせがまれた時に面白い話をしたことはありますけど」
いっただきます、と。
箸を片手にパパが片目を閉じた。
「面白いの意味が違うんですけど、それ」
「そうかな~。
面白いに二つも三つも意味なんてないよ」
肩の力の抜けた返事に、お兄ちゃんががくりと肩を落とす。
「でさ、都ちゃんの本命はどっち?」
ずるずると音を立ててお茶漬けを啜ってから、しつこくパパが聞く。
「なんでそんなに気にするの?」
「そりゃ、娘の愛する人はいつかパパの義理の息子になるかもしれないわけだから?
親としては気になりますよぉ」
そのふざけた口調の信憑度を図ることは不可能だ。
「秘密ですっ。黙秘権を行使します!」
ほぉんっと、何しに帰ってきたのかしら。
パパってば。