valentineの贈り物
私は電話を素早く切り、想いをこめて…ラッピングをした…。

「準備完了!って事だから…行ってきます!」

「「頑張って」」

「はいよ〜♪」

私は無我夢中に走った…蘭クンに早く、石畳チョコとトリュフをあげたくて…。

「到着…。ん?蘭クン?」

「あぁ…。よ!元気か?」
「え?あっ?うん!!」

「ならいいや…。安心した…。」

「安心も何もないよ…」

「だって…乃亜ちゃん…シカトすんだもん」

「ごめん。悩み事があってね…?」

「そっか…。で?何?俺に渡したいものって…」
「これ…チョコ…」

「え?」

「チョコ…余ったからあげる…。」

「余り物でも、超嬉しいありがと!!」

「(///)いえいえ。じゃあ用が済んだから帰るね?ばい…キャっ!」
いきなり蘭クンが私を抱きしめてきた…。

「チョコ…ありがと…俺…やっと自分の気持ちが分かった…」
??????????????

「え?」

「俺…俺…乃亜が好きだ…。」
…えーーーーーーーー!
「う、う、嘘?」

「本当(///)」
蘭クンは耳まで真っ赤になっていた…。

「それで…?付き合ってくれる?」

「ハイ!」

「よっしゃ〜♪」

「大好き」

「俺も」
こうして無事に私達は付き合うことになりました♪
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