僕の甘甘な想い〜ベッドの上でキミを抱きしめたかった
「やってらんねー……」



え?何が?



「紘珍しく無口やな?いつもは、俺様やのに!」



お姉ちゃんが、可愛い人を好きだけど、ポリシーが許さないからクールを演じてるんだよね?



お姉ちゃんの前以外は、たくさん話すって事かな?俺様って少しイヤだけど。



「これ食うてみろや!」



一馬さんが、ムリヤリお兄ちゃんの口の中に物を入れる。



「っむぐ……ひゃにふんだよ!」



お兄ちゃんは、真っ赤な表情で一馬さんの腹に一発蹴りを食らわせる。ごほっと言って、一馬さんは、腹を押さえお兄ちゃんにグッとと言う意味で、親指を見せたのだ。



「何してるのよ!小さい子が見てるのよ!?ちゃんとしなさい!」



お姉ちゃんのお説教を尻目で見ながら、私は、敷物に座った。横には、冬磨くんも居る。



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