僕の甘甘な想い〜ベッドの上でキミを抱きしめたかった
不意に風が吹いて私の髪を冬磨くんが触る。どうやら、髪を食べていたみたいだ。



間近で見る冬磨くんの表情は、とても可愛くて、女の子のようだと思った。



私の考えを読んだのか冬磨くんは、ムッとしながら私にどんどん迫って来る。


チュッと音がした時には、もう冬磨くんの唇と重なっていた。
心臓が大きく高鳴る。



ドキンドキンと高鳴る胸を両手で押さえる。初めてのキスは、桜の木の下だった。



< 36 / 65 >

この作品をシェア

pagetop