しゃぼん玉…



「会社で話しかけようと,思ったりもしたんだけど,遅かった…辞めた後だった…もう,会えないんだなぁ…って諦めてたんだ!しょうがないよね…全部,自分がしたことだから…そしたら,今の会社で颯希に似てる子を見つけたんだ!多分,颯希が気が付く前から,気付いてた…毎週,一生懸命な颯希の顔を見れてうれしかったし,隠れてる颯希が可愛いかった…」

信じられない…

涙が止まらない…

「声をかけようにも,部署が違うから無理だったんだ…あの日,颯希が倉庫にいて,チャンスと思って声をかけた…」

「なんで…たまにしか,連絡をくれなかったの…?その話,最初の日にしてくれればよかったのに…」




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