しゃぼん玉…



「俺,ひどいことしたやん…まだ,颯希が好きでいてくれる自信がなかった…」

「会うたびに…直君のことが…好きって思ってた…」

「ありがとう(笑)会うと颯希の気持ちは,わかった…でも,俺でいいのかなって,思ってしまったら,連絡が出来なくなってしまって…ごめん…」

「直君,勝手だよ…そのたびに…私,苦しかったんだよ…」

「ごめん…少し,離れてみようって,連絡するのを辞めると,颯希に会いたくなる…本当に勝手だよな…」

「うん…勝手すぎる…私は,ずっと直君が好きだった…」

「颯希…俺の側に,いてくれる…?」

「うん!いたい!直君こそ,私の側にずっといてください…」

涙,流しながら,頑張って笑ってみた…

たぶん,すごい顔なんだろうな…



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