ドラム女の過去~不良のあいつ~



「・・・・・ウチ
 陸也のこと好きなんだ・・・・」

秋は溜まった想いを玲に打ち明ける。

「・・・・・え?!秋!?嘘!?」

玲は目を丸くする。

「嘘じゃないよ」

秋はベランダの窓から
グラウンドで無邪気に遊ぶ陸也を見つめる。

「そうだったの?!全然わかんなかったし!
 アタシてっきり染谷渚だと思ってたよ!」

「染谷とか、違うし!」

「秋、告れば?」

「え?!そんなムリだし!」

秋は顔を赤く染める。

「大丈夫だって!秋なら大丈夫だよ!」

「何が・・・・」

「今しなきゃ、絶対後悔すんだから!
 アタシの言うこときいといたほうがいいよッ?」

秋は混乱する。



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