ドラム女の過去~不良のあいつ~
ー告白とかって・・・・
ウチやったことないし・・・・
どうやってすればいいのさあ・・
「フラれるに決まってる。
そしたら絶対話せなくなっちゃうもん」
「そのときはそのときでしょ!?
第一秋なら大丈夫やって!勇気だして、告んなきゃ
絶対絶対後悔するんだよ」
玲は真剣に言い放ち
秋のいるベランダに向かい、
携帯をいじりだす。
「・・・・誰としてんの?」
「ユウヤ♪」
秋は黙りこくる。
ーそっかあ・・・
玲は勇気あるし・・・可愛いから
そりゃ成功するでしょ。
そんな人に比べてウチは・・・
「大体陸也、彼女いるかもよ?」
秋は不安がる。