生徒会長に任命します!〜会長だって恋する乙女?!〜


「手、出しちゃダメよー」

 顔と顔のキョリ、僅か2センチのトコロで千紗が止めに入った。

「だよねー。っていうか、俺、そーゆー趣味ないしね」

「何よ。分かってたの?」

「うーん。正確には、近づいた時、怪しいなって思って、触って納得した、みたいな?」

 さすが、遊び人。

 雄太郎は、パニック状態から解放されたらしく、へにゃーと椅子に座っている。

「近づいただけで、なんで分かったのよ」

「この俺が近づいて、顔赤くなんなかったし、目を逸らさなかったから」

「で?触って納得した理由は?」

「あれは、女の子の太ももじゃないよ」

「はぁー。ダメ、か」

「ユウでしょ?なんかしたの?」

「これからするのよ。
ねぇ、スカートなんだけど。もう5センチくらい長い方が良いと思わない?」

「ふーん。オトリ、ね。
俺だったら、短い方が好きだけど、オトリなら長い方がいいかもね」

 千紗の「これからするのよ」発言で、雄太郎がオトリだってことが分かっちゃうの?!

 以心伝心?!!

 それとも、テレパシー?!!

 ますます、二人の関係が気になるんですけどっ!!


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