生徒会長に任命します!〜会長だって恋する乙女?!〜
た、戦うの?私が?
傘を握り、剣道の要領(剣道なんて中学1年生の時挫折したのに!!)で構える。
「…っ。ナメてんじゃねぇよ」
唾を吐き出しジリジリと私に近寄ってくる。
どうしようかしら。
いきなりのことで、タクに教えてもらったこと忘れちゃったわ。
とりあえず振り下ろせばいいのかしら?
振り下ろしたところで、腹部殴られたら終わりよね?
「セートカイチョーさんよぉ。てめぇの所為、だろう?
…一発殴らせろ」
「アナタに殴られる筋合いなんてないわ。
私、何も悪いことしてないもの。そうでしょう?」
「は?頭カチ割るぞ?ぁあん?」
「あら、そう?私が見た所、手ぶらにしか見えないのだけど。な・に・で、私の頭を割る気なのよ」
「…てっめぇ!!」
拳と共に男が突っ込んで来た。
あわわ。
危ないんだから。
シュッと傘を使いながら抜ける。
意外とできるじゃない。