生徒会長に任命します!〜会長だって恋する乙女?!〜


 そんな滅多に見れない光景を眺めていれば、生徒会メンバー+啓輔以外、全員寝転がっていた。

「お疲れさま」

「手がジンジンするよぉ」

「明日筋肉痛になるねー」

「この竹刀、捨てるか」

「……ねみぃ」

 どうすればいいのかしら?

 この粗大ゴミ。

 紐で縛って電車ごっこみたいにして、校長室に連れていく?

 それとも、校長と生徒指導の先生に来てもらう?

 …………電車ごっこでしょ。

 とことん恥をかいてこの学校を去ってもらおうじゃないの。

「ねぇ。紐ないかしら?」

「紐?何に使うの?」

「縛るために決まってるじゃない」

 キョトンとした雄太郎を無視し、紐を探す。

 中庭に紐なんて落ちてないわよねぇ……。

「坂桑。紐ならあるぞ」

「あら、ホント?じゃあ、縛ってもらえる?電車ごっこみたいに」

「タクって紐常備?!電車ごっこって!!」

 呆れたように叫ぶ雄太郎をさらに無視して、啓輔に近寄る。


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