まだまだ私は4番目。
「瑞希さんは君のためにたくさん泣いたよ。それでも君は何もしなかった。それでも、君は瑞希さんの彼氏と言える?」

「当然です。」

埒があかない、と言った様子で達哉さんは立ち上がった。

そして、はっきりと口にしたのだった。

「僕は瑞希さんが好きだよ。この気持ちは…君にも負けない。」

翔は、そんな言葉に動じることもなく、私の腕を強く掴んで、言った。

「俺は…。」


その言葉を聞いた時、私の気持ちは決まったんだと思う。

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