オバサンだって恋したい!!
「美園真剣に俺の事考えてくれないかな?拓也とは4才しか違わないけど、美園と結婚できたら、拓也は家族になる。息子とは思えなくても、弟みたいに思えると思う。拓也の事は、このままにして置けない。美園もそう思うだろう。二人で協力して拓也を救うしかない。」



拓也が私を一人にして置けないと思ったのは、10年前私と旦那が別れた日。



13才の拓也が必死に私を守ろうと誓ったあの日。



拓也の私に対する強い思いは、あの日から始まったのではないかと思う。




私が旦那と別れたあの日に、何があったのだろうか?。



別れた旦那正木直也に会おうと思った。


「早瀬係長、私10年前に別れた旦那正木直也に会おうと思う。拓也はあの日から私を必死に守ろうとしていた。そこに何がある気がする。」




それが何だかは分からない。




拓也が必死に私を守ろうとしてくれる、強い思いは何処から来るのか知りたいと思った。








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