オバサンだって恋したい！！
美園は俺がどんないたずらをしても怒らなかった。



俺が喧嘩して相手を怪我させた時、怒りもしないで、｢ゲガさせてしまった相手の子に誤りに行きましょう。喧嘩は絶対しちゃ駄目だからね。｣



相手の親とゲガしたあいつに頭を下げて謝る美園を見て、二度と美園を悲しませたくなくて、喧嘩は止めた。



父親がいなくなってから、美園と俺はいつも二人切りだった。



高校の時彼女が出来、美園が喜んでくれた。



たけど俺は彼女といても、全然楽しくない。



彼女といても美園の心配ばかりしていた。



しまいには彼女に、｢拓也私とお母さんとどっちが大切。｣と聞かれ、俺は美園って答えて彼女に殴られた。



それから誰とも付き合っていない。



俺はこのままでいい。



たとえ親子のままでもいいから、ずっと美園と二人でいたい。



俺は大学を卒業と共に家を追い出された。



このままだと俺に彼女ができないから。



彼女はいらない。



俺は色んな理由をつけ、毎日のように家に帰る。







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