オバサンだって恋したい!!

息子と彼?

なんだか落ち着かない。



会社の駐車場に車を停めると、すぐに拓也が車に近づいて、助手席のドアを開けた。



これはすぐに下りろと言う事だろう。



又叱られると思っていると、私より先に早瀬係長が下りた。



息子に挨拶をする早瀬係長。



私が中々車から下りられないでいると拓也が、「母さん早く下りて、お腹すいてるだろ?母さんが好きなオムライスを作ってやるよ。」



そう言いながら、拓也が私の手を取る。



「拓也君は彼女いないのか?君はかなりのマザコンみたいたけど、小川だってまだ恋愛したいだろうし、今のままでは、小川が可哀想だ。」



早瀬係長を睨み付けつける拓也。



「母さんはもう恋愛なんかしませんよ。寂しいなら、俺が一生母さんといますから心配しないで下さい。」



「それは小川の意見でなく、君の思いでしょ。俺は君が小川を縛りつけてる気がするけど、小川の恋愛は自由だと思うよ。」




二人とも怖いんですけど。








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