魔女の涙
決断
その日は授業なんて頭に入らなかった。




ただただ、人間界行きの事を考えてて.....



実戦授業なんかすごい有り様だった。



こんな気持ちで人間界に行けるのかな....?









「ただいま...」




『あら、おかえりなさい。


よいしょっと!
.....!!イタタタタ

腰が....!!』




「ッッ!!!
お婆ちゃん!!!」


『イタタタ.....
大丈夫だよ...ありがとうね....』








「お婆ちゃん....あのね??」



『ん?
何だい??』



「アタシ....
学校で推薦されて
人間界行く事になったんだ。」




『おー!!!!
それはそれは!
大変名誉な事じゃないかい!
おめでとう!



それで....

いつ行くんだい??』












「........明日....なんだ....」
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