お嬢様と執事さん


でも、想いを告げてどうする?




拒絶されたら……?




専属執事を降ろされたら……?




怖くて怖くてたまらない。




やはり俺は……───









ただの臆病者だ……








壬晴のいうとおりだ……









だが……








あいつに負ける気はさらさらない……








俺だって……








遥お嬢様が好きなんだ……──

















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