運命 桜散る頃に
「次はアレね!」


怜斗の言葉で『その辺にあるもんから乗る』はずだったのが、どこでスイッチが入ったのか、いつの間にか霧恵のペースになっていた


「あっ霧恵さん待ってください~
怜いこ??」


「あぁ」


楽しい


久しぶりに遊んだ、ていうか遊園地なんて何回目だろ?




あと何回くらいこんな事できるんだろう


「満咲ちゃん?」


霧恵の声で我に帰返った


「はい?」


「どうかした?」


「何でもないですよ」


いつものように微笑みながらそう言うとそう?と言って霧恵も笑った
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