ウソップ童話
竹取の翁
昔々ある所に、翁とおうなが住んでいました。


翁が竹を切ると、とても美しい赤子が入っていました。



翁とおうなは子がいなく、これは神様からの贈り物と、育てる決心をしました。



その子供は大きくなり、大変美しく、誰もがみとれてしまうくらいだったのです。



その娘を嫁に貰おうと、沢山の血の流れる、争いが起きました。



翁とおうなは一緒に暮らした楽しい日々を考えると、誰より娘には幸せになってほしい・・・・・と考えていました。


なかなか娘を手放せなかったのです。



ある日の夜。



娘は空に、帰らねばならないといいました。



翁は長者に"娘を守りきったら、その中で一番強い者に娘を嫁にだしましょう"と言いました。



翁は強者に娘を預ける覚悟を決めたのでした。



しかし、空からの使者に村の輩はまったく歯が立ちません。


それどころか、村の住人全てを飲み込むような争いになりました。


・・・・・・・・・・村は消えてしまいました。
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