ずっと片想い〜先生…あなたに〜
「今、外に出てるから。
何か…ごめんね?迷惑だった…よね。」


「サユっ!迷惑なんて思ってないって!」


「ははは。大丈夫だって、そんなに気を遣わなくても。今度から他の生徒と同じように話がある時は学校でするよ。」



泣きたかった。

先生さっきの電話は嘘だよねって…。


聞きたかった。


「気を遣ってんじゃないって!サユと電話で話したりする事が俺の楽しみだった。本当だよ。」



「ありがとう。嬉しい。
でも…ごめんね。先生の言うこと信じられない。
お母さんと私に言ってる事、全然違うじゃん?」



「さっきは、あぁ言うしかなかった…。
今、問題が起きたら困るだろ?サユは少ししたら推薦入試があるし。
俺だって…仕事を失う事になるかもしれない…。」



「ほら、自分を守りたいだけじゃん!
私の為とか言うのやめてよ!私だけが先生に電話してたみたいに言うのやめてよ!」



「………………。」




私が本当に馬鹿だったよね。

先生は私と同じ立場の人じゃないから…。


誤魔化したりしないといけない事があるくらい解ってないといけなかったよね。









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