Monochro world
「なんやそれー!」
優太はヘラヘラしながらパンにかじりついた。
「てか澪…。お昼ゼリーだけ?」
「うん。なんか食欲ないんよねー…。」
グループフルーツのゼリーを食べている私を佳英は心配そうに見ていた。
ニコッと笑って見せたけど、納得いってない様子…。
何となく理由は分かってる。
分かってるねんけど、それを確かめる勇気がまだない。
「……。トイレ行ってくる…。」
普通に教室を出てからダッシュでトイレに駆け込む。
――間に合わんかと思った(笑)
さすがの翔太も私が体調悪いのを気にしてるけど、私はそれを笑顔で返していた。
「そろそろムリかな…。」