君の名前
「わーイっ♪用意するから待ってね」

私は2階に上がった。

アイロンとコテにスイッチをいれた。

初デートだもん。

可愛くいたい。

悠も上に上がってきた。

「おせ~」

タバコを吸ってる悠。

「だってぇ~!!」

今のうちに、化粧をする。

「そんな気合入れなくても可愛いのに。」

悠がボソっと言った。

「嬉しいけど、ここは譲れないのぉ!」

「ぶはっ!わかったよ~。待ってる」

悠は私のベットに腰を下ろした。

きっちり、ラインを入れて、
つけまつげをセット。

アイロンで、ストレートにしてから巻こうとした。

悠は、巻き髪好きなのかな・・?

「悠~」
「ん?」

「どんな髪の毛が好き?」

「ん~?巻き髪」

きたっ!

「じゃぁ~巻こうっとぉ」
私って本当に単純じゃん・・。

「まじ単純だな」

「うるさぁぁい」

丁寧に髪の毛を巻いていく。


「優は、スッピンもあんま変わんねぇ~な」

「そぉ?童顔だからねえ・・・・」

「ねぇ~服選んで?」

悠の好みとかよくわかんないもん・・・。

「あぁ・・キティちゃんの着ぐるみ」

「へ?いやぁぁ」

「俺が会いに行った日あれだったじゃん?
まじ可愛かった~!!!ぎゅ~ってしたかった。」

「ば~か♪」

なんやかんや・・・。

服も決まり、お出かけ~♪


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