機動戦士ガンダムOOA
アリス:「ホントに全ての情報を教えるつもりなの?私はそこまでして欲しい人材だとは思わないのだけど…」

アレフが格納庫に向かって歩いていると突如アリスが後ろから現れ話しかけてきた。

アレフ:「それが嘘の情報だとしても公開するのはやめた方がいいのか?」

アレフは振り向きアリスの顔を見つめる。

シャロン:「さすが、イノベイターの切り札。私達とは違うわねぇ〜。でも、やっぱりあの男はいらないと思うわ。」

シャロンが格納庫から現れアレフとアリスの間に入ってくる。

アレフ:「確かに、イノベイター俺達が考えればいいかもしれない。しかし、現状はベーダにリンクできない。ならば歴戦をくぐり抜けた彼の方がよりよい戦術プランを出してくれるだろう。」
アリス:「それは一理あるわね。」
シャロンはつまらなそうな顔をして格納庫に戻り自機のシステムを再調整する。

アリス:「それで、向こうにいるイノベイターのことやベーダの位地は彼等に教えなくていいの?」

アリスが言った向こうとはプトレマイオス2乗船しているイノベイター(アニュー・リターナー)のことで、アリスは放置していると計画に問題がでるのではないかと思っていた。

アレフ:「自分達のことは自分達で解決するさ。」

アレフはあえてベーダの所在の質問は答えなかった。
アレフは振り返りアリスをそこに置き去りにしたまま自機の太陽炉の交換と武装の再装備の情況を聞きに行った。





それから数時間後、セルゲイの要請によりガンダムマイスターに招集がかかり3人はブリーフィングルームに集まる。

セルゲイ:「今回のミッションを説明する。諸君も次の目標は知っていると思うが、ここは情報を観る限りではかなりの難所だ。さすがGNドライブ生産工場だけはある、そこでこの分厚い防衛戦を突破するため試作戦略兵器アイガイオンを使用する。」
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