身代わり姫
グラディス王女が恐ろしい呪詛の言葉を吐いた途端、王女の口からごぽりと毒蛇が溢れました。
蛇は鎌首をもたげ、レオノーラに飛びかかりました。
「危ないっ!」
水晶が光り、小さな雷が蛇を打ちました。
同時に胸元からリュイが飛び出し、レオノーラを守るように両手を広げてグラディス王女を睨みつけました。
「レオノーラは悪くない! 嫉妬深い炎で花を焼いたあんたの醜い心が、悪魔を呼んだんだ!」
「うるさい! うるさいんだ、お前も死んでしまえっ」
グラディス王女は白髪を振り乱して叫び、また毒蛇を吐きました。
「王女よ、やめなされ。貴女が醜い呪いの言葉を口にする度に、蛇があらわれておる」
パメラが厳しい声で言いましたが、グラディス王女は聞かずに、部屋の隅で蒼白な顔をした父王に縋るように言いました。
「お父様、この憎らしい娘と精霊を処刑して下さいませ。馬に引かせて広場で処刑して下さいませ」
蛇がぼとりぼとりと吐き出されました。
蛇は鎌首をもたげ、レオノーラに飛びかかりました。
「危ないっ!」
水晶が光り、小さな雷が蛇を打ちました。
同時に胸元からリュイが飛び出し、レオノーラを守るように両手を広げてグラディス王女を睨みつけました。
「レオノーラは悪くない! 嫉妬深い炎で花を焼いたあんたの醜い心が、悪魔を呼んだんだ!」
「うるさい! うるさいんだ、お前も死んでしまえっ」
グラディス王女は白髪を振り乱して叫び、また毒蛇を吐きました。
「王女よ、やめなされ。貴女が醜い呪いの言葉を口にする度に、蛇があらわれておる」
パメラが厳しい声で言いましたが、グラディス王女は聞かずに、部屋の隅で蒼白な顔をした父王に縋るように言いました。
「お父様、この憎らしい娘と精霊を処刑して下さいませ。馬に引かせて広場で処刑して下さいませ」
蛇がぼとりぼとりと吐き出されました。