★エスコイ★






秋くんはびっくりした顔で振り向いた。



周りの通行人も、
足を止めてあたしを見ている。




うわぁ!恥ずかしい…

つい口からっ///





「お前はばかか」


「うぁっ…」




あたしの方に秋くんが
向かってきたと思ったら急に抱きしめられた。




「ちょ///くるし…」



つ、強すぎるー!



「お前がそんなこと言うからだろ」


「っそんなことって本当のこと言っただっ…んっ」



『言っただけ』
を言い終わる前に秋くんにキスをされた。



「っな///何するの、こんなとこでっ」



「へぇ、じゃあ俺んちで続きする?誰も居ないし思う存分……」



「秋くんのばか!するわけないじゃんっ///」



どうにかならないものなのかこの変態発言!




「俺とキスするの嫌だった?」


「え?違っ…嫌じゃないけど…」



「ぶはっお前顔さらに赤くなってる…」



「んなっ////やっぱ秋くんなんか嫌い!」





秋くんは、
ドSで、人を虐めるのか趣味みたいな悪魔でえっちで変態な奴。



だけど、
あたしが困ってる時は
いつも助けてくれて、
あたしのことをちゃんと考えてくれる本当は優しい人。




あたしは意地悪なところも全部、全部。



秋くんが好き。




















#END





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