振り向け ~強引なkiss~
「謙二郎テメェ!!!
なんで俺があのパンダ女と付き合わなきゃなんねーんだよ!!!
俺あいつ嫌いなんだよ!
せめて他の女にしろボケェエェェエェ!!!」
俺は謙二郎の胸ぐらをつかんでブンブン振った。
「つーか、なんでだよ!?
なんで美保にそんなくだらねー嘘つく必要あんだよ!?」
俺が尋ねると、謙二郎は不思議そうな顔をして俺を見た。
「望……お前もしかして美保の気持ち知らないの?」
「はあ?
何言ってんだテメー。
あいつはお前のことが好きなんじゃねーのかよ」
俺がそう言って睨み付けると、謙二郎は呆れたと言わんばかりにため息をついた。
「お前も美保も……2人揃って鈍感なんだな」
はー?
謙二郎は苦く笑った。