執事と羊




「言えないようでしたら.........」




その先、何が言いたいのか
あたしは分かっている。



『お仕置き』



だと、思う


宝.....龍夜は悪魔のような微笑みで
あたしを見下ろし
鼻で笑っている。




い!言えばいいんでしょ!?



「龍......ゃ....」



と意気込んだものの


「最後の方、聞こえませんでした。」


って...声に出すって
やっぱ恥ずかしい...////




「でも、言ったもん....」


反抗するのもつかの間

龍夜の唇があたしの唇に触れた。




「龍......ャっ...ぁ...」



「ん?」


結局はキスするんじゃない!!

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