Secret Romance*
「も…したくないの。」
「したくない…?
セックスを?何で?」
不機嫌さが更に露になる…新田。
私は怯んで言葉を無くさないようにギュッと瞳を閉じた。
「わ…分からない」
「…なにそれ」
本当に分からない。
私が新田に抱かれる意味が…私を欲しがる意味が…
「全部…全部分からないよ」
「……。」
ただ思う…
このあいだのテストみたいに…
"らしくない事"されたり…
今日みたいに、
私の事良く見てたり…
何気ない優しさや…
時々見せる、恋人みたいな眼差しを向けられると…
「何でか…胸が痛い」
無理矢理なはずなのに…
新田の事なんて大嫌いな筈なのに…
「キスされると…
身体中が…熱くなる」
認めたくないけど…
もう少し…してほしいとか…思ってしまうんだ。