文学乙女
「フン」





あたしはそっぽを向いて、席に座った。





「秀佳、久しぶりだね」





一つ年上で姉御的存在の立花さんが、いきなり肩を置いてきた。





あたしはびっくりした。





「もおっ、そんなにびっくりしなくったっていいじゃん」





「いえ、びっくりしてないって」





あたしは慌てて言った。





「秀佳の天然ぶりは本当におもしろいわ」





立花さんは笑いながらあたしの肩を叩いた。





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