君色 **空色**
そんな感じで始まった今週はひたすら忙しい

水曜に3人で演習の資料を人数分コピーし、そうして木曜に発表をする

元々人前に出るのが苦手な私からしたら、今週の試練は大きすぎる

そんな試練という名の発表も何とか終えた、木曜3限目の演習室

どうしてそうなったのかは不明だけれど、なぜか私たちはルナちゃんとミィちゃんと彼の4人でE号館に向かう事になった

何となく、彼と話をし辛くて、私はミィちゃんの隣を歩く

そうすると、必然的に彼はルナちゃんと話すことになっていた

調査に行くまで、ほとんどと言っていいほど話した事のない2人だったのに、いつの間にか仲良しになっている

意識的に2人の話を聞こうとしているわけではないのに、何故だか2人の会話が耳に入ってくる


「そんなに通学かかるんやったら、1人暮らしせぇへんの?」

「したいけどなぁ~」


何だかその感じが耐えられなくて、「何でせぇへんの?」と振り返りながら私は彼らの会話に入り込む

何か変な自分がイヤだ

自分の行動に驚きつつ、自分自身に嫌気がさしてきた頃

E号館前で彼は自分の友達に気がついて、そちらに向かって行った

その後ろ姿を見つめながら、私は安堵の溜息をついた


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