君色 **空色**
そんな感じで日々は過ぎていき、大学に入学して初の学際の時期も終わり、再び授業の日々が始まった頃

その頃には、私もいじられる事に慣れてきていた

人間というのは怖い

慣れというものほど、この世において怖いものはないのかもしれないなぁと思う


そう、あの人を想って泣いた夜も、今はもうない

時間というものは時に残酷で、切ない

こうやって、もう少し時間をかけていけば、私があの人を忘れていく日も来るのかもしれない

それでも、空を見上げると、やはりあの人を思い出す

空が青くあり続ける限り、きっと私はあの人を忘れない

きっと……


今日も、そんなあの人を思い出す快晴

曜日は水曜日だから、バイトの日だ

そして、色濃いクラスメートの集まる英語の授業の日


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