君色 **空色**
私たちの英語のクラスは、驚くほどに色濃い気がする


フリーダムなナナちゃんに、人に頼りっぱなしの植田くん、頭良いはずなのに時々意味の分からない答えを言う磯田くん

その他私たちの中で勝手に決めたニックネームの、ナイスボイスにホースフェイスにキレイめアーガイル


そんな彼らに会える英語は、トモちゃん達にとって私をネタにあげるのと同列ぐらいの価値がある様子

そんな波瀾万丈、可愛い反応をするマダムの英語の授業を終えると、私たちはさっさと帰るのが日課

大学から駅までの道のりを、今日の英語メンバーのネタで盛り上がりつつ下っていく

駅に辿りついて階段を降りると、空いている車両へ向かうべく、私たちは後ろへと向かっていく

数分待つと、駅に電車が到着して、私たちは乗り込んだ

数分待つだけで電車が来るというのは、田舎娘の私からしたら、本当に信じられないくらい便利

実家の近くのダイヤが、本当に煩わしく思う

電車に乗り込んでいつものように皆で話していると、私はユゥちゃん越しにある人を見た気がした


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