神様と呼ばれた私

「なんか言えよ!神様!!」


そこで私は、やっと小さな声で、呟くように言った。


「私は…神などでは…ない。」


「じゃあ、なんて呼べばいいんだよ?みんな、あんたのこと、神様って呼んでるぜ?」


名前をきかれたのも、久しぶりだった。

しかし、私は困った。


「本当の名前は…もう…忘れてしまった。」


「はぁ?名前 忘れるとか、ありえねぇだろ。」


そう言って少年は、口を大きく開けて笑った。

笑い終えると少年は、私の顔をジーッと見て、言った。


「じゃあ、俺が名前をつけてやるよ!う~ん、そうだな………。」


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