flower music
■■■海斗■■■








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がやがやがや。









人ごみが多い。









気がつけばお俺は煌びやかな所にいた。









建物の中にはシャンデリア、庭には有名な彫刻家が作ったと思われる作品。









どう見ても、お金持ちが住んでいる家だった。









その中で俺は向日葵とと一緒に手をつないでいた。







その頃の俺らなんて、手をつないでいる事なんて特に意識なんてしてなかった。







歳はたぶん6歳。









ああ・・・・・・思い出した。









ここは日向の家か。









日向が向日葵に一目ぼれした日に俺は来ていた。









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