しょうがい
そんな車内の様子も、僕が下車するバス停に着く頃にはまたガラリと変わり、数人の人々がバスを支配する形となった。席はほとんど空いており、人がポツリポツリと座っていた。僕はそんな人々を横目でチラチラ眺めながら、バスの停車を求めるボタンを押した。

余談だが、僕は小学生の頃から、バスを降りる時にはお礼を兼ねた挨拶をするよう心掛けている。半分は親のしつけ、もう半分は自らの心に存在するモラルが僕をそうさせるのだ。僕は「ありがとうございました」と言ってバスを降りた。同級生がこのように挨拶をしてバスを降りるのはあまり見ないが、僕は一種のこだわり、エゴも含めた上で「ありがとうございました」と言っている。よって僕にはあまり他人の行動などは関係がない。自分の思うように生きる、それが僕。
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