それは、きっと誰かの恋
「実音ちゃん、ちょっと~聞いてる?(笑)」
寝起きでボーッとしている頭にやたらキーの高い声が耳に響いた。
「あっ。聞いてる、聞いてる。」
一緒に働いてる智美さん。
この職場で一番仲が良くて、結構遊んでもらってる。
でも、旦那、子持ちの23歳。誘ってくれるのはいいけど、子供とか旦那とか大丈夫なんだろうか…。
私はいつも心配してるけど、当の本人は「息抜きよ!」と言い張っていた。
「だから~!来週実音の誕生日でしょー!お祝いしよっ。」
ほらまた、お誘いです。
「いいよー。もう21なんだし。祝うって歳じゃないでしょー。」
面倒くさかった。気を使って自分の誕生日を祝う事が。
「七夕が誕生日なんてロマンチックよねぇ。でも、彼氏いないとつまんないでしょー?」
何だか、凄い痛いんですけど。
心が…。
寝起きでボーッとしている頭にやたらキーの高い声が耳に響いた。
「あっ。聞いてる、聞いてる。」
一緒に働いてる智美さん。
この職場で一番仲が良くて、結構遊んでもらってる。
でも、旦那、子持ちの23歳。誘ってくれるのはいいけど、子供とか旦那とか大丈夫なんだろうか…。
私はいつも心配してるけど、当の本人は「息抜きよ!」と言い張っていた。
「だから~!来週実音の誕生日でしょー!お祝いしよっ。」
ほらまた、お誘いです。
「いいよー。もう21なんだし。祝うって歳じゃないでしょー。」
面倒くさかった。気を使って自分の誕生日を祝う事が。
「七夕が誕生日なんてロマンチックよねぇ。でも、彼氏いないとつまんないでしょー?」
何だか、凄い痛いんですけど。
心が…。