恋するgirl☆☆~②~


私は夕食作りのために、キッチンに立っていた。


私が初めて、凉さんの家にきた時には全くと言っていいほど、生活感のないキッチンだった。


ほとんどが外食とかだったんだって。


そうだよね、凉さんにはたくさん女の人がいたんだもんね。



「真子?」


「凉さん?…」



そんな事を思い出しながら、ポトフの入ってるお鍋をかき混ぜてると、凉さんがキッチンへ入ってきた。


私の隣りにきて、



「何か…しようか?」


「フフッ。大丈夫です。もうすぐ出来ますから、凉さんは休んでて下さい?久しぶりのお休みなんですから。」



せっかくのお休みだから、ゆっくりしてへほしい。


でも、凉さんのこういう気遣いがすごく嬉しい。


結婚とかしたらこんな感じなのかな?



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