恋するgirl☆☆~②~


「大チャンっ、何か見られてて恥ずかしいよ。」



私の手を引いて前を歩く大チャンに小さい声で言うと、


くるっと私の方を見た大チャンは、



「当たり前だろ、今のお前じゃ。見られるに決まってんだろ。」


「何よ。どういう意味っ?」



ちょっとムッとした私にため息をつく大チャン。。

どーせ、この格好が似合ってないですよーだ。フンッ!



「ハァ…孝幸も大変だよな…。」


「大チャンのばか。どーせ似合ってないですよ!」



私が立ち止まると、大チャンが離した手をまた取り、ちょっとテレた顔で・・・



「ちげーよ。…瞳が、似合ってるからだっつーの。」


「へっ?」


「…き、綺麗なお姫様に…なってんじゃねーか。。」


「ぁ…、ありがと大チャン♪」



私がそう言うと、何かブツブツ言いながらまた歩き出した。


も~、素直に最初から褒めればよかったのに~。


よかったぁ~。。似合ってるって♪


孝幸にも見せたかったなぁ~。。


あっ、あとで写メ撮ってもらおう♪♪




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