恋するgirl☆☆~②~
瞳は、誰よりも“好き”という気持ちを大切にする。
恋する気持ちは、みんな同じだから。よくそういいながら、俺に告白する女性をみてきた。
何度か会社で、好きだと言われて、それを瞳に話すとそう言った。
瞳はどこまで心が広いのだろう・・・なんて思ったこともあったが、ただ瞳は、人より思いやる気持ちが大きいんだろう。
「孝幸さん?」
そうだった。
今は岸本さんと、話しの途中だった。
タロさんのとこで、この岸本さんが2人で話したいと言ってきた。
面倒なことにならない内に、ちゃんと言ったほうがいいと思い、2人で話すことにした。
それで連れて来られたのが、今いるとあるバーだった。
酒が入って、ちゃんと話しなんてできるのだろうかと思った。
だか、この女、かなり手ごわい。
別の場所を提案したが、なんなくここへ連れて来られた。
ハァ・・・早く、瞳のところへ行ってやりたい。
きっと不安になってるだろう・・・。
だけど、ちゃんとこの人と話しをつけておかないといけない。
瞳、俺の事、信じて待ってろ?
~*孝幸sideおわり*~