俺様執事の御用達!?
――トッ――

へ・・・っ

その男の子は、こっちに近づいてきて、
あたしの髪の毛先をくるるんっと回した。
そして。

「・・・あんた、俺のお嬢様なんでしょ?」

そう言って、じっとあたしを見つめる。

お・・・お嬢様?!

って事は・・・・・

これ(失礼)が・・・・

「あたしの・・・執事!?」

「んー。何かご不満でも?」

かったるそうにソファーに戻り、
執事とは思えない感じに
どかっと座る。

「不満って・・・・あんた!
な、な、何なの??
全然執事っぽくないじゃん!!」

あたしはわなわなとふるえていた。

だって、だって!!!!

『お嬢様・・・』
って感じじゃないし!
執事ってさ、こう・・・
もうちょっと謙虚な感じでしょ?

なのに・・・

見て!この姿!

ソファーに勝手に座ってる執事なんて、
見たことある?
それに、お茶ももらってるからって・・・

「あんた、おかしいんじゃないの!?
執事なら、もっと執事らしくしてよ!!
ほら・・っ何足なんか組んでんの!」

あたしは近づいてお茶を取り上げようとする。

すると。
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