【短】みるくちょこ



「隣いい?」



ふいに声が聴こえ、
顔も見ずに


「どうぞ」


と答えた。



誰が隣に来ようと知ったこっちゃない。



「君が美波ちゃん?」



「そうですけど・・・」



「へぇ、君が・・・」



いきなり名前を言われて、
不思議に思いながら振り返った。



黒髪を無造作に整えてる、
きっと私と同い年ぐらいの男の子。



何か知らない人なんだけど、
すごく知ってる人。



誰だっけ・・・。










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