【短】みるくちょこ
「あの・・・?」
「あぁ、ごめん。俺、和海。よろしく」
「はぁ、よろしく」
それから、謎なカズミくんと話をした。
彼は初めて会った気がしないような人で、
会話は弾んだ。
店も賑わってきて、タクさんは忙しそう。
今日は帰ろうかな、そう思い席を立ち上がると、
タクさんと目が合った。
ドアを指差し、口をぱくぱくさせて伝える。
タクさんは頷くと、手を挙げた。
「じゃあ、私帰るね」
「うん。また」
カズミくんとも別れる。
そういえば、
何で私の名前知ってるのか聞き忘れちゃった。
まぁ、縁があれば、あそこで会えるだろ。