【短】みるくちょこ



それに、
バレンタインも近いし・・・。



ついつい・・・ね。



多分タクさんに呆れられちゃうな。



でも誘惑に勝てなかった。



だって、
彼が運命の人かもしれないじゃない。



付き合ってみないと、
その人が違うって分からない。



タクさんに呆れられるのは嫌だけど、
運命の人を探さないとね。



彼に差し出された手を握り、塾を後にした。



うんうん、いい感じ。



彼と他愛もない話で盛り上がった。



手も繋いで、楽しい話をして。



恋人っぽいんじゃない?



私の心は満たされてる。










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