心 ―ハジマリノウタ―
「最近、何かあったんですか?」
リヴィアが目を見開いて、
私を見た。
驚いているような表情だ。
「どうして?」
「レイさんが、様子が変じゃないかって」
レイの名がでると、
急に興味を失ったように、
私が視線を逸らした。
「それで?」
「レイさんが、
私からリヴィアさんに聞いて見ろ、と…」
すると、一瞬リヴィアが目を閉じて
再び私に視線を向けた。
その強い視線は、私を睨みつけている。
何かをこらえた様な声が、部屋に響く。
「あたしは、腹が立って仕方ないんだよ」