兄弟愛。

第3手術室




「ここか……はぁ…」





間に合わなかった。



もう手術は始まっていた。



「レオ……」




怖い……





レオ……!





そのとき、一人の女の人が話しかけてきた。






「あの……」



「はい……」



「高屋…ミオさんですか?」



「はい…あなたは…?」




「私…神埼レオの…姉です…」




「お姉さん…?」




「はい…レオが…あなたに見せなきゃいけないものがあるって…」
< 109 / 148 >

この作品をシェア

pagetop